肩甲骨の解剖学

 肩甲骨は上腕骨の土台となります。

 

 第2~7胸椎棘突起間の、胸壁上後方かつ側方に位置しています。辺縁と突起が触知できます。


・烏口突起は骨性隆起です。鎖骨側から2cm下方に筋肉を介して触知できます。


・肩峰は肩の上方かつ烏口突起外側に位置する骨の棚です。特徴的な肩峰角を経て後方の肩甲棘と連結します。


・肩甲棘は上外側に傾斜する骨性隆起で、肩甲骨後方に位置します。肩甲棘内側は第3胸椎棘突起高位に位置します。


・三角筋結節は、肩甲棘内側部にある骨性隆起で、三角筋付着の内側縁を示している。


・下角は触知でき、視認できます。内側に聴診三角があります。

 

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